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群馬大学医学部附属病院とリード株式会社による共同開発による取り組み

~スマートフォンを活用した検査結果通知システムの開発~

2016年10月4日
リード株式会社
代表取締役社長 塚越智和

はじめに

リード株式会社(以下リード)は群馬県の地域医療の中核を担う群馬大学医学部附属病院(以下群大病院)と病院情報システムの向上及び将来の地域医療連携を視野に入れたスマートフォンの共同開発を行っています。

背景

検査結果には各病院が定める「パニック値」という概念があります。パニック値とは「生命が危ぶまれるほど危険な状態にあることを示唆する異常値で、直ちに治療を開始すれば救命しうるが、その診断は臨床的な診断だけでは困難で、検査によってのみ可能である」とされています。
現状ではパニック値が検出された場合、担当医師への報告は電話による緊急連絡網や電子カルテにアラート表示をさせる方法等があります。 しかし、電話の場合、不在対応や口頭による報告漏れの可能性があり、電子カルテにアラート表示させる場合でも、医師が電子カルテ端末に不在の際、検査結果を確認することはできません。 また、検査結果の詳細確認については、対象患者の電子カルテを開かないと確認をすることはできません。 本共同開発のシステムを導入することにより、パニック値の情報を迅速かつ正確に担当医師に伝達できることが期待されます。

目的・特徴

現状の伝達方法の改善を目的に病院情報システムと連携し、パニック値の判定を行い、担当医師のスマートフォンに検査結果を自動表示させるシステムを開発しました。 システムの特徴として、検査部門システムで検査結果を入力すると、パニック値を検出し、担当医師のスマートフォンへ通知を行い、画面に検査結果を自動表示できます。 また、一定時間通知の確認がない場合、予め登録してある緊急連絡体制に則り、輪番で転送する仕組みを設けておりますので、迅速且つ正確にパニック値情報が伝達できます。

今後の対応

リードは電子カルテシステムの導入検討及び病院経営の効率化を手助けするソリューションの提供、さらに、群大病院と共同開発したこの仕組みを利用し、大規模災害時を想定した災害時医療情報システムに発展させ、群馬県内の地域医療連携におけるICT分野での中核となる企業を目指します。

システム概要図

システム概要図

群馬大学医学部附属病院についてhttp://hospital.med.gunma-u.ac.jp/

群馬大学医学部附属病院は、昭和18年に設立された前橋医学専門学校附属医院を前身とし、約70年の歴史を誇る病院です。 地域の皆様の信頼を糧に、着実な発展を遂げてきました。今では731床の病棟と1700名を超えるスタッフを擁し、一日2,000名の外来患者さんと年間13,000人の入院患者さんの診療を行う、北関東有数の拠点病院です。 大学病院として唯一の重粒子線がん治療を始め、数多くの先進医療が認可され、がんや難病に苦しむ患者さんに高度先進的な医療を提供しています。 また、東北大震災の経験と教訓を踏まえて災害に強い病院の構築をめざし、平成24年には県より災害拠点病院に指定されました。

リード株式会社(LEAD)についてhttp://www.lead-ltd.co.jp/

リードは、首都圏企業をはじめとした全国の企業に付加価値の高いITサービスを提供しています。 サービスの主なラインアップは、医療・介護システムの開発及び導入支援、個別企業の業務システム開発、ERP(総合業務パッケージ)導入支援、IBMi向けシステム開発、自社開発業務パッケージの導入の5つ。 それぞれでシステム提案から設計・開発・導入~保守・運用サポートのトータルサービスを提供しています。

本リリースに関するお問い合わせ

リード株式会社
医療情報ソリューション
高橋・大野

  • ISMSに基づき情報セキュリティの管理運用体制を整備しています。

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